uta-4city 医大生ブログ

医学生、日々の勉強をまとめてます

MSSAの治療

 

なんか国試に出たから抗菌薬も勉強しといてーという先生がいたので勉強します。

 

ペニシリナーゼ耐性ペニシリン

  • 国内未承認
  • ナフシリン、オキサシリン
  • MSSAの骨髄炎、脳膿瘍で髄液移行性が必須の状況で上記2つは有効
  • なんで日本では未承認なんですかね感染症学会の人は現状維持で良いと思ってるのかな。。。。。

第1世代セフェム

  • セファゾリン:MSSA、連鎖球菌をカバー
  • 髄液移行性がなく、MSSA骨髄炎には使用不可。MSSA骨髄炎はセフトリアキソン+バンコマイシン、セフトリアキソン+アンピシリン・スルバクタム

アンピシリン・スルバクタム(経静脈)

  • スルバクタムはβラクタマーゼ阻害薬
  • アンピシリンは腸球菌、MSSAを除くGPSインフルエンザ菌、モラキセラ、リステリア
  • 合剤の働き:βラクタマーゼを産生する株にも有効でMSSA、GNR、嫌気性菌をカバー

アモキシシリン(経口)

  • アンピシリンと同じ

アモキシシリン・クラブラン酸(経口)

  • アンピシリン・スルバクタムと同じ

緑膿菌ペニシリン

  • ピペラシリン、ピペラシリン・タゾバクタム
  • 医療関連感染(中心静脈感染、UTI、医療関連肺炎、手術部位感染:SSI)
  • 免疫不全(糖尿病の既往を持つ患者の軟部組織感染、AIDS)

 

まず、僕が引っかかったのが、アモキシシリンとアンピシリンのどっちが経口なんだよと勉強してて思いました。

 

MSSAだけでこんなに難しく、深い!!!!

 

参考文献は、こちら


絶対わかる抗菌薬はじめの一歩―一目でわかる重要ポイントと演習問題で使い方の基本をマスター

 

 

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