uta-4city 医大生ブログ

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新エヴァ 感想 ネタバレなし

エヴァンゲリオン

 

 

初めて出会ったのが、高校3年のときだった。大学受験の勉強だけしか考えてなかった自分にアニメの面白さを教えてくれたアニメ、それがエヴァだった。その独特の世界観、男子校だったので、あんたバカーと言われたいと思っていた。さらに25,26話の訳わからなさ、ありがとうなど、不思議で奇想天外な展開に胸が弾んでいた。単調な勉強だけの生活に一本の槍が刺さりとても心が乱された時期でもあった。確か高校3年の冬にQが上映された。序破、アニメ全話視聴して予習はしっかりして映画館へ行ったつもりが、思っていたストーリーとは違う世界線でビビったしこれがエヴァかと納得した。ただラストの破滅からアスカ、レイ、シンジが赤い土の彼方を歩いていくエンドだったので、この続きはどうなるのかと一人想像し、当時の友達とも話していた。考察動画をみて一人楽しんでいた。

それから2浪し大学へ入学し、いろいろ辛いことや楽しいこと、いろいろな別れがあった。

 

やっと6年間の大学生活も終わりホッとしていたときに新エヴァンゲリオンの上映が決定し大変ワクワクした。

 

2度の延期をし、やっと視聴できた。感想は、自分の好きなキャラ、アスカが救われていたこと。彼女はひたすら頑張ることで孤独から逃げており、あまりその頑張りが報われない様な印象があった。でも、今回の映画ではしっかり彼女が多方面から助けられていてファンとしてホッとした。Qの様な攻撃的な、攻めるようなBGMは少なかった気がする。全体的に優しい音楽だった。映画が始まってエヴァが始まるとともに感動して涙した。その後も涙がポトポト出てきた。自分にとってエヴァとは何だろう思ってしまった。2014年頃に新作エヴァの動画が放映されていた気がする。Q後の世界を表現していただろうけど、その断片が新エヴァにつながっていた。映画を見ながらシンクロできた。あっけなく消えていくキャラ、これは自分の中の経験の別れと似ていた。人はすぐ居なくなったりする、だからその出会いの瞬間を大事にする必要があると自分は思っている。約9年、いろいろあったが生きていて良かった。本当に生きていて良かった。辛くても生きていれば良いことあると誰かが言っていたけどああこうゆう事なのかなと感じる。この作品を就職前に見れて、自分のモラトリアムというか青春に一区切りついたのかなと思っている。

 

ありがとう、エヴァンゲリオン

ありがとう、アスカ