uta-4city 医大生ブログ

医学生、日々の勉強をまとめてます

成長ホルモンという厄介者

 

 

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成長ホルモン

 

pituitary gland から分泌され、全身の代謝系のアクセルを踏むに例えられるホルモン

 

分泌促進として

GHRH,低血糖、グレニン、ドパミン、βブロッカー、インスリン

 βブロッカ―により、交感神経系の働きがストップされるため、かわりに、下垂体からのGH分泌でそれを補おうとするはたらき。

抑制は

ソマトスタチン、ドパミンブロッカー、ブドウ糖

 

ここまではいいのですが。

 

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先端巨大症、acromegaryでは

GH分泌促進は

TRH、ブドウ糖

 

抑制因子は

ドパミン

 

となり、正常での反応と異なるため奇異性反応とかと呼びます。

普段はドパミン作動因子でGHは分泌促進されるのですが、 腫瘍が大きくなりすぎて、ドパミンが作用する経路がぶつ切りになり、ドパミンを試験投与すると、GH産生腫瘍からのGH分泌が抑制されるイメージです。

 

 

これ、イメージできればよくわかるんだろうなと思います。

 

 

 

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